- 防犯性の高い鍵 >
- 停電時の動作
電子錠は停電するとどうなる?
電子錠のタイプによって、停電時の動作が違ってきます。タイプ別の動作を紹介します。
- 停電時は施錠する
- 停電が発生すると自動的に施錠するタイプで、電気操作が全くできなくなります。解錠するときは、外部からマスターキーを使用します。内部からはサムターンで解錠できます。解錠した後もドアを開閉することで施錠します。
- 停電時は解錠する
- 停電が発生すると自動的に解錠するタイプで、電気操作が全くできなくなりますので、停電中は施錠が不可能です。施錠する必要があるときは、電気錠以外の手段を使用しなければいけません。
- 停電前の状態を保持する
- 停電が発生するとそのときの状態を維持するタイプで、電気的操作ができなくなります。停電中の施錠や解錠は、外部からマスターキーを使用します。内部からはサムターンで施錠や解錠が可能です。停電中に施錠が必要になると、その都度、マスターキーやサムターンを使用してください。
- 自動ドアの停電時
- 自動ドアの停電時の動作は、メーカーによって違います。確認したい方は、メーカーに問い合わせましょう。
停電時の動作を知りたい方は、電子錠の型番を調べてみましょう。購入した鍵屋に型番を調べてもらうか、資料やカタログで確認することができます。停電が発生しても困らないように、電子錠の動作を把握してください。
住宅用の電子錠の動作
防犯目的で取り付けられることの多い電子錠ですが、取り付けられている場所によって動作の具合が異なるので確認しおきましょう。
場所事で異なる電子錠の特徴
- 玄関扉
- 住宅の玄関扉に取り付けてある電子錠は、防犯目的のタイプですので、停電時は直前の状態を保持します。そのため、停電が発生すると、鍵を使用して施錠解錠を行なう必要があります。しかし、乾電池式の電子錠は、停電に関係なく、通常通り作業します。
- エントランス出入り口
- マンションのエントランス出入り口の電子錠や自動ドアは、停電が発生すると施錠した状態になります。停電時は、解錠スイッチ、リモコンキーは使用できなくなりますし、共有インターホンも操作できなくなるでしょう。そのため、鍵を使用するか、施錠されてない出入り口を利用してください。